かゆみMAXで皮膚科へ!
4月9日に手術してから貼られている傷口を塞ぐテープ。
毎日シャワーや着替えをしてたら少しずつ剥がれていくから、自然に剥がれていくのを待ってね、と看護師さんに言われている。
看護師さんの言葉に従順に、自分で剥がさないように過ごしていた。
しかし!
術後12日目の4月21日。
昼過ぎにトイレに行くと、太もも上半分に蚊に刺されたような赤いブツブツが発生。
あまり気にしないようにしていたが、だんだん傷口周りもかゆくなってきた。
その日は1日外出してて22時前に家に帰って服を脱いでみるとビックリ!!
傷口を中心に胸の下から太ももにかけて湿疹が出てるではないか!
特に、傷口付近がひどくて真っ赤っか。
道理でかゆいわけよ。
入院中、湿疹が出たときに処方してもらった薬「ベナパスタ」を塗ってみたが、あんまり効果なし。
時間が経ち、かゆみがピークに達した。
服の繊維が1㎜でも皮膚に当たると電気が走るほどのかゆさ。
急いでパンツ一丁になって、とりあえず摩擦を防いだ。
でもこれじゃあ、部屋から出られないし、布団をかぶって眠るなんて到底できない。
かと言って、腹を出したまま寝るわけにもいかない。
こんなときの母の知恵はすごい。
ベッドの上に、ベッドの幅に収まるくらいの台を置いてくれ、その上に毛布と布団をかけてくれた。
ベッドの上にこたつを作ってくれたのだ。
おかげでお腹に布団が全く触れることなく横になることができた。
こたつの中なら、お腹を出したままでも寒くないし、摩擦もゼロ。
もちろんかゆみが消えたわけではないが、手作りこたつのおかげで眠ることはできた。
一晩眠ってみたが、赤みもかゆみも消えないまま。
不安になった私は、婦人科の主治医に皮膚科に行っていいか相談。
傷口テープは皮膚科の先生の指示に従っていいとの了解を得た。
帰省中で皮膚科がどこにあるかわからない私は、母のかかりつけ医のところへGO。
先生に患部を見せると「自家感作性皮膚炎」だと言われた。
じかかんさせい皮膚炎???
病名は聞いたことなかったが、大したことはない。
要は傷口テープを原発に湿疹が出て、それが
周りに広がってるのだ。
テープかぶれということで、まずはテープを剥がすことに。
診察台に横になると、ピンセットを持った先生が現れ、なんの躊躇もなくテープをスッと剥いでいく。
テープは思ったほど粘着性がなくて痛くはなかったが、テープの剥がれた部分が空気に触れた瞬間、、、、、、、これまで経験したことのないかゆみに襲われたのである。
悶絶するほどのかゆみで、思わず声が漏れた。。。ううっ。。。
それでも先生は手を止めずに、すべてのテープを剥ぎ切った。
私がヒィヒィ言う中、看護師さんが軟膏を塗ってくれた。
軟膏は3分ほどで効き出して、なんとかピークを乗り越えた。
塗ってくれた軟膏「アンテベート軟膏0.05%」と、錠剤の「フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg 」「プレドニン錠5mg」をもらい帰宅。
せめて普通に服を着れるくらいのかゆみに治ってくれーーー!