多嚢胞性卵巣症候群が原因でがんに・・・
50代に発症する比率が高い子宮体がん。
だけど、最近は若い人でも子宮体がんになる人が増えているんだとか。
その理由のひとつは、妊娠する年齢の高齢化。
乳がんと同じで子宮体がんもエストロゲンにさらされてる期間が長いほど、発症率が高くなる病気。
もうひとつが食の欧米化。
お肉やジャンクフードなどの動物性たんぱく質を多く取ことで発生しやすいと言われている。
そして、多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群からのがん化。
これは、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが取れなくなり、排卵するまでに至らない小さな卵子が子宮内に複数できる症状のこと。
そんな状態が続くと排卵がうまくいかず、内膜が生理で剥がれずに増殖状態を続けると、子宮内膜増殖症といわれる前がん状態になる。
子宮内膜増殖症には2種類あって、細胞に異型がない場合だと、がん化のリスクは低い。
異型があるとがん化のリスクは高くなる。
私は子宮内膜増殖症の異型で、一部にがん細胞
が確認されていた。
私が子宮体がんになったのは、まちがいなく多嚢胞性卵巣症候群である。
多嚢胞性卵巣症候群を改善するために、食事療法や運動たかいろいろ試してきたけど、全く治らなかった。
今のところ、これをすれば治る的なものはないらしい。
20〜30人に1人の割合で発症している多嚢胞性卵巣症候群。
知り合いにも2人いる。
多嚢胞性卵巣症候群はがん化のリスクがある症状だと、知っていてほしい。