子宮全摘を宣告されるまでの経緯
27歳:不正出血があるため、婦人科を受診。
排卵を整える薬(クロミッド・デュファストン )を3カ月服用し、不正出血が止まったので通院をやめる。
28歳:妊活のため再度、婦人科を受診。
エコーで内膜が厚いと言われ、子宮体がんの検査を実施。
結果は、、、陰性!!!
しかし、、、ホッとしたのも束の間。
それでもやっぱり内膜が厚くて気になるから、大きな病院で診てもらってほしいと勧められる。
転院先で内膜すべての細胞をチェックするため、内膜全体をけずり取る、子宮内膜全面そうは術、という手術をすることに。
その手術の結果は、、、子宮内膜増殖症の異型が見つかり、一部にがん細胞が・・・。
えーーーーーーーっ、ウソ?!!??
子宮体がん検査は3カ月前に受けたばっかだし、結果はたしかに陰性だった。
じつは、子宮のたった一部の細胞だけを検査する子宮体がん検査は確実じゃないらしい。
たまたま採取した細胞にがん細胞がなかっただけで、採取できてない部分のことは分からないらしい。
おいおい子宮体がん検査って、いったい何なのためにあるんだ?????
検査を受けたことのある人ならご存知のとおり、体がん検査ってめちゃくちゃ痛い。。。
麻酔もせずに内膜をガリガリ削られて痛い思いしてるのに、検査が正確じゃないって・・・。
完全なる痛み損である。
子宮体がんのステージは1A。
子宮体がんはどのステージでも、基本的に摘出手術が基本。
しかし、私のように若くてステージが低ければ、子宮温存療法で一時的にがんを消滅させて子どもを望めるらしい。
私たち夫婦の選択は、もちろん子宮温存療法。
その病院では治療薬を処方できないらしく、またも転院。
29歳:治療スタート!
治療は、子宮体がんの原因であるエストロゲンの働きを抑える薬(ヒスロンH)の服用と、2カ月に1回の子宮内膜全面そうは手術。
合計で4回の手術、7カ月におよぶ治療を行うも、がん消滅に至らず。。。
子宮温存療法の治療期間は、基本的に6カ月間。
これ以上は私の命のリスクが高まると医者に諭され、子宮を全摘することに。
子どもの名前や、家族が増えたらどこに行こうかと呑気に考えていた私。
夫はもちろん、孫を見せてあげたかった両親に申し訳ない気持ちでいっぱいで落ち込んでたが、私が生きていればいいと家族に言われる。
今は家族に安心してもらえるように、がんを根治することに気持ちを切り替えて、闘病中!